私のiDeCoの長い歴史と失敗から学んだこと
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私が確定拠出年金を知ったのはもう10年以上前です。
まだ日本で始まったばかりの制度で何者か全く分からず、とりあえず会社が一定の金額を毎月拠出するから自分で運用してねと言われただけです。当時は外資系金融機関に働いていてお給料も良かったですし、上の子も小さくてそれほどお金がかからなかったので、がんばって増やそうとい気持ちもなく、とりあえずパッシブタイプの株式を70%、残りをアクティブ型にしていました。どうせ会社が出してくれているお金なので、あまり深く考えていませんでした。もったいないことをしました。
その後リーマンショックが起こり、やはり一番打撃を受けたのはアクティブ型でした。会社都合で運用会社が野村証券に変わり、その後は会社が当初指定していた野村MMF野村DCという商品でそのままほったらかしにしていました。アクティブ型で痛い目にあったのでもう痛い目にあいたくないというのも大きな理由です。ただ、こちらも数千円増えたり、減ったり、の繰り返しであまり増えるということはありませんでした。
その後、会社を退職したため、個人型に切り替えたのですが、どうせあまり増えも減りもしないのならと思い、自分で拠出して積み立てることをせず、今年まで放置していました。手数料だけかかって少しずつ減っていました。
これが私の一番の失敗ですね。あの後株価が右肩上がりで一番増やせる時期を私は逃してしまったわけです。
今年になって掛け金1万円以上の方に運営管理機関手数料が無料になるというお知らせを読み、自分のお金を拠出してみようと思ったのがきっかけで、いろいろと調べ始めました。節税の効果が大きいというのも知りました。
節税の効果はシミュレーターで見ていただくと分かりやすいと思います。今iDeCoをされていない方は驚かれると思います。
イデコの節税シミュレーター|iDeCoスペシャルサイトbyろうきん
商品の多さから、SBI証券と楽天証券で迷いましたが、楽天銀行と連携することでポイントアップを狙って、NISAを楽天証券にすることにしました。一応リスクマネジメントとして、iDeCoはSBI証券に移管することにしました。
この移管手続き期間が非常に長く最初に調べ始めてから、拠出が開始するまで5カ月ほどかかってしまいました。あまりにも待機時間が長いので、何度SBIに電話をしたことか。。。そして、今年5月からやっと拠出が始まりました。当初月3万円にしていましたが、やはり節税効果を考えてすぐに5万円にしました。来年は満額にしようかと思っています。
最初は調子よく、5万円ほどの含み益を維持しておりましが。ところが。。。10月からの株安により打撃を受けております。
今はこのような現状です。
リスク分散として、株と債券は40:60くらいです。私の年齢だともう少しリスクをとって株を増やしてもよいのですが、個別株もあるので、今は様子見をしています。
「確定拠出年金最良の運用術」という本を読み勉強しました。楽天証券のNISA、NISAを使い切った後は特定口座で国内株を中心に保有しているため、iDeCoは外国株、債券中心です。夫もNISAを始めてみたいということで、夫はSBI証券で始めました。子ども2人のジュニアNISAでも投資信託を始めています。
- 作者: 岡本和久
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2014/05/22
- メディア: 単行本
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今年始めた方は株も投資信託も、多くの皆さんそうだと思いますが、どの口座もマイナス運用です。もうやめたい気持ちでいっぱいです。でも過去にいったんiDeCoをやめたことで、一番上がる時期を逃してしまった経験を思い出し、がまんしたいと思います。