rurumixのブログ

私立中学3年の息子とサピックス4年生の娘を育てるワーキングマザー。息子の日能研での中学受験から現在通う私立中学の生活、娘のサピックスライフについて思うことを書いています。節約と投資のあれこれも。

引っ越しショック!その時私は何を考えてどう行動したか?

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人生は思う通りに行かないものです。仕事では予定通りにいかないことはよくあると思いますが、マンションを買って引っ越しをした後に思っていた生活ではなかった時のショックはかなり大きいです。前回このような記事を書きましたが、その時の私の心の葛藤について書きたいと思います。

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 引っ越し後の生活が思っていたものとは違ったと気が付いた時

私の職場から遠いところへ引っ越しをして、義理父母がうちの近くに住むための資金も提供する引き換え条件だったのが、近くに住む義理父母宅で夕食をいただくというものでした。ところが、引っ越しをしてから1カ月もたたないうちに約束が果たされなくなりました。義理父母の主張はその方が孫のために良いと思ったから、というものでした。私も半信半疑でしたが、推定無罪ということで、私も受け入れました。それまでは親しくいろいろな相談もしていましたが、疑いの気持ちを持つようになったので、少し距離を置くようになりました。その後私が2人目の育児休暇から復帰し、残業が何日か続いたころ、「そこまで働かなくても」と言われた時も、私の体調を気遣っているのかなと思いました。その後正社員の仕事を辞めて、次は残業のない正社員で働こうと思っていた時、再度、今度は子どもたちだけの食事をお願いしましたが、義父母は良い返事をしませんでした。この時初めて私のフルタイムの仕事をサポートはするつもりがないんだなと気が付きました。魅力的なオファーでしたが残念ながらフルタイムの仕事はお断りしました。その後はパートで働いています。

フルタイムの仕事ができないと悟った時の葛藤

世の中にはいろいろな事情でお仕事ができないお母さんはたくさんいると思います。両方の両親が遠くに離れていてサポートをお願いできない方もいらっしゃいますよね。事情を知らない保育園の知り合いのお母さんにおばあちゃんが助けてくれていいね、とうらやましがられたこともたくさんあります。確かにフルタイムのサポートはできなくても、子どもの病気や長期休暇の時に助けてくれる義理父母の存在はありがたいです。夫は私が仕事を続けられたのは義理父母のお陰なので、感謝するように私に言い続けていました。でも、うーん、どうでしょう。パートだったらわざわざ郊外まで引っ越しをしなくても夫婦2人でなんとか続けられたはずです。いろいろと考えて私なりに納得しようと思いましたが、やはり私の中でどうしても納得はできませんでした。

後悔しない人生にしたい

とりあえず感情で極端な行動をとらないように心掛けました。義理父母と感情的な会話をしないために直接義理父母とはこの件に関する話は一切していません。自分でもよく我慢したと思います。このころからずいぶん落ち着いたねと言われるようになり、人格まで変わったかもしれません。怒り→失望→受容という「受容のプロセス」をとおりました。せっかく近くに住んでいるので、義父母が受け入れる範囲でサポートもいただいています。いつでもお休み可能な仕事ではなく、責任ある仕事を安心してできるのも義父母が近くに住んでいるおかげです。そこは感謝しつつ、下の子の受験が落ち着いたら都心に引っ越しをしようという希望は捨てずにいたいと思っています。

ところで、私のこの10年間の葛藤の一番の理解者は息子です。全ての事情を分かって私の仕事を応援してくれる姿にホロっとされられます。

アマゾンプライムで無料のこのドラマは、夫の裏切りと逮捕をきっかけに主人公が弁護士として仕事復帰する話です。どんなに辛い状況でも冷静で温かい心を失わず前に進み続ける強い姿勢の主人公を見習いたいと思います。このドラマの息子が両親を助けるために活躍する様子にジーンときました。日本版も放送してますね。