rurumixのブログ

私立中学3年の息子とサピックス4年生の娘を育てるワーキングマザー。息子の日能研での中学受験から現在通う私立中学の生活、娘のサピックスライフについて思うことを書いています。節約と投資のあれこれも。

女性の仕事をどう考えるか〜親世代との違い

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私たち40代夫婦の親世代は70代が多いでしょうか。夫が働いて妻が家庭を支えるのが当たり前の時代だったと思います。時代は変わってもその考え方は簡単には変わらないようです。

 

息子はアレルギーがあってとにかく手掛かりました。もちろん保育園もお弁当持参でした。それでも一人目は家事援助サービスをお願いしたり、たまに義理母に来てもらったりしながらなんとか乗り切りました。2人目を妊娠したときはさすがに誰かの手を借りないと共働きどころか共倒れになると考えて、自分たちの家とその近くに義理両親の家を郊外に買いました。義理両親の家の費用は半分以上うちで出しました。この選択が正しかったのか微妙です。結論から言うと少しの間仕事を休んで母親業に専念してでも、そのまま都心に住んでいた方が良かったと思います。ただ一度仕事を休んでしまうと復帰が難しかったかも知れません。どちらが正しかったのか未だに分かりません。

 

結局、義理親の近くに住んでも正社員は続けられませんでした。育児休暇から復帰した後のポジションは時々残業が発生しました。何日か残業が続くと義理親からも文句を言われます。もちろんそれが理由で辞めた訳ではなく、私自身も辛かった事もありますし、ちょうどPTAの役員が回って来たこともあり、いろいろが重なってしまいました。ただ、辛い時に「子どももかわいそう」とか「無理に頑張らなくても…」などの言葉に気持ちがザワザワした事を思い出します。正社員を辞めた後になかなか思う仕事が見つからなかった時、仕事内容にこだわらずに近所で楽なパートの仕事探したらと言われたこともあります。特にこだわった訳でなく自分のスキルを活かす仕事の方が条件も良く採用されやすいという当たり前の事をしたつもりでしたが、そこは理解されなかったのかも知れません。子育ての手伝いはお願いすれば助けてくれ感謝していますが、同時に嫌そうな顔をされると気詰まりな思いをしました。自分の親だったら嫌な顔されても気にしないのかも知れないですね。私の場合はそうはいかず、結局パートしか出来ませんでした。知り合いから魅力的な正社員のお誘いをいただいても残業が発生する可能性のあるものは残念ながらお断りしています。私が男性だったらもっと自由に仕事を選ばせてもらえたでしょうか。いつか母親でも誰かに気兼ねなくすることなく自由に働ける世の中になって欲しいです。

 

最近アマゾンプライムでグッド・ガールズ!というドラマを見ました。1960年代の女性が男性と対等の仕事の機会を獲得するために奮闘する話です。実話ではないですが、実際の話にインスピレーションを得た作品だそうです。今でもまだまだ男女の環境は平等ではないですが、少なくともある程度機会は均等に与えられている事をありがたく感じます。同時に昔の女性たちが戦って得た今の環境を無駄にしてはいけないと思います。もう少ししたら在宅勤務が当たり前になり家庭との両立がもっとしやすくなると思います。その頃まで仕事を続けていたいです。