外資金融で働くなら子どもに取らせたい資格
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外資金融の魅力
私は少し前に外資金融で働いていました。日本の組織から突然外国の競争社会に入ったので、最初はとにかくカルチャーショックで辛かったですが、意外と長く続いて、10年くらいお世話になりました。人間関係はメチャクチャでしたが、とにかくオフィス環境とお給料の水準だけは良かったです。義理父母の新居の資金を2000万円以上出すことができたのも外資金融のお給料が高かったおかげです。厳しい環境ですが、お金だけでなく、それなりに得るものがあります。
外資金融で得た経験
外国人と働くことがどのような事か分かりました。単なる外国への憧れだけでは続けられません。外国人はとにかく割り切りがはっきりしているので、自分にベネフィット(利益)がある人にしか対等の人間として接しない人が多かったです。はっきり無視されたり、英語でまくしたてて上から押さえつけようとしたり、面倒で目立たない仕事をあからさまに押し付けてきたり、とにかく狡猾な野生動物ばかりのジャングルのようでした。彼らの良いところは根に持たないところで、どんなにいろいろあってもしばらく経つと忘れていると言う、ドライなところは気楽でした。多少の文句や言い争いも気楽にできるというか。外国の映画やドラマを見ていると思いっきり言い争っても謝って仲直りするシーンが良くありますが、似たような感じでした。パワー関係で、環境がガラッと変わるのて、外野から見ていると面白いです。
外国金融で活かせる資格
英語は英検1級やTOEICの点数にこだわる必要はなく、レジュメで英語が出来ることが伝われば問題無いと思います。例えば前の会社で英語に関わる仕事をしたいた、などでも大丈夫だと思いました。外国で暮らした事のない私の英語力でも全然できる方だな、と思いました。相当マネジメントの上にに上がるのでなければ、とにかく伝われば良さそうです。
バックオフィスはCPAや税理士の資格を取っている人がたくさんいました。途中で休職してMBA の資格を取っている人もいました。文系なら子どもたちにはなるべく学生のうちにファイナンス系の資格を取ってもらいたいと思います。
ディーラーなどのフロントや取引の処理を行うオペレーション系の方は在職中にたくさん稼いでアーリーリタイアして個人投資家になっている人もいました。個人で投資して稼げるスキルと資産を得て退職できるならこんな羨ましい事はありませんね。