rurumixのブログ

私立中学3年の息子とサピックス4年生の娘を育てるワーキングマザー。息子の日能研での中学受験から現在通う私立中学の生活、娘のサピックスライフについて思うことを書いています。節約と投資のあれこれも。

子どもが勉強をしてくれない時にもオススメの本「嫌われる勇気」を読んで感じたこと

スポンサーリンク

我が家の本の入手方法

嫌われる勇気は、少し前に書店で良く見かけた本ですが、最近はすっかりFACTFULNESSが人気ですね。インターネットの情報時代で流行り廃れのスピードが更に加速された気がします。新書を流行りの時期に読もうとすると正規の金額で買わないといけないし、図書館も100人待ちなどになりますね。私は少し遅れた頃に中古で安く、または図書館でタダで読んでいます。メルカリは主に子どもの本のために活用しています。銭天堂など流行りの本はすぐに売れるので、高めな値段でも購入して一読してすぐ売ってます。

嫌われる勇気は受験で悩める母にも!

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 

こちらの本、タイトルだけ見ると嫌われる事を気にしなければ楽しく生きられるのか!と思いがちですが、ちゃんと読むとかなり違う意味なのですね。

大切なのは課題がある場合に、その課題が誰の課題なのかはっきりさせる事だそうです。例えば勉強しない子どもがいる時、勉強しない原因を考えて、その理由が親であれば親が悩んでも意味がありますが、子どもであれば、親が悩む必要はないわけですね。馬を水場まで連れて行くのは親の役割だけどれど、水を飲むか飲まないかは馬次第、という例えだとよくわかります。私も家に帰って子どもが勉強していないとイラッとしますが、今日の課題を分かりやすく伝えてなかった、次のテストを意識させてなかった、と思う時は、分かりやすく子どもに伝えて、単純に子どもがサボっていたと思う時はきつく子どもに伝えて後は親が悩まないようにしようと思っています。

嫌われる意識から他者貢献へ意識をシフト

嫌われる事を恐れると言うことは、基本的に他者の評価を自分の存在価値の物差しとしているからだそうです。人の目を常に意識して、比較していても確かに幸せにはなれないと思います。自分の価値は自分で決める、だから他人の目を気にしすぎてはいけない、だけど、結局、人が一番の幸福感を得られるのは他者貢献と組織の所属意識なんだそう。一番こころに残ったのは、何事も真剣に取り組むことで充足感を得られる、でも深刻になってはいけない、真剣に取り組んだというプロセスそのものが大事だと言う部分でした。 人生そのものですね。

哲学的な文章で分かりにくいですが、いろいろと悩んでいる私の心の栄養になりました。