rurumixのブログ

私立中学3年の息子とサピックス4年生の娘を育てるワーキングマザー。息子の日能研での中学受験から現在通う私立中学の生活、娘のサピックスライフについて思うことを書いています。節約と投資のあれこれも。

娘の受験校選び(5)思考系vs基礎系

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こちらの本を図書館で借りて読んでみました。

 

 

中学受験の経験者として書かれているので、納得する内容が多かったです。基本的には私も何となく感じていたことですが、うちの考えている方針で問題無さそうで安心しました。

特に気になった点は、受験問題の傾向についてでした。

 

学校の受験問題の特徴

受験する学校それぞれで試験の傾向は違いますが、大きく分けてと思考系と基礎系があります。

長男が初めて早稲アカの学校別テストを受けたとき、同じ早稲田系でも早稲田中は合格圏、早実は合格可能性20%という衝撃的な結果でした。この時試験問題にも向き不向きががあるんだと知りました。日能研の先生にも今の中学の先生にも言われることですが、息子は難しい問題を悩んで考えるのは得意ですが、基礎問題をスピード感を持って解くのが苦手で、簡単な問題をポロポロ落とします。基礎問題もちゃんと解けば良いのに…と思うし、先生も不思議がっていますが、この傾向は今でも変わりません。 

実際の受験でも偏差値は最終的にはあまり関係ないように思いました。試験問題が合うところは偏差値が高くても合格するし、合わないところは自分の偏差値より低くても不合格になりました。

本の中に思考問題、基礎問題の傾向を学校別に載せてあったので、初めて受験される方は参考に見てみるとよいと思います。ただ、思考系なのか基礎系なのかについては、個人の相性にもよると思うので、実際過去問を解いてみての印象の方が大事だと思います。

 

子どものテストの回答から傾向を知る

過去問を始めるのは6年生の秋くらいからかと思いますが、4年生の今の段階から娘がどのパターンなのか考えながらテストの丸付けをしています。今のところ娘は基礎はあまり外さないのですが、ポロポロと簡単なミスはします。難しい問題も出来たり出来なかったり。スピード感はあるようです。息子が超思考系とすると娘は思考系と基礎系の間くらいでしょうか。娘の場合はあまりにどちらかに偏った学校は避けた方が良いと感じます。