rurumixのブログ

私立中学3年の息子とサピックス4年生の娘を育てるワーキングマザー。息子の日能研での中学受験から現在通う私立中学の生活、娘のサピックスライフについて思うことを書いています。節約と投資のあれこれも。

早実の説明会に出席した感想|長男の時に早実受験を検討した思い出

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早実の説明会に出席しました

先週末に早実の説明会に出席して来ました。長男の時も早実の受験を検討したのですが、説明会に出席するのは初めてです。まず服装はどうする?から迷いました。早実の保護者は全員紺のワンピースというイメージだったので、私も紺色で統一して休日には履きたくない仕事用のパンプスでがんばっていきました。が、出席している保護者の皆さんは、大体がカジュアルな格好でした。説明会は毎回服装を迷うのですが、基本カジュアルで良いような気がします。先生方も一人一人名前をチェックしているわけではないですし、あまり気にしなくて良さそうですね。あいにくの雨でしたが、広い体育館いっぱいにたくさん来ていて、やはり人気のほどがうかがえます。大規模な場所で、保護者も後ろ側から出入りを自由にしていて、大規模教室で行う大学の授業のような近いイメージで、やはり大学の付属校だなぁと感じました。

さて、肝心の内容ですが、まずは校長先生のご挨拶。今まで参加してきた説明会はだいたいはもっと小規模でアットホームな雰囲気でしたが、人数が多いせいか、大学の先生の講義を聞いている気分でした。早実のモットーの去華就実(外見の華やかさを取り去り役に立つ人間になる)のとおり、外見のきらびやかな部分すべてそぎ落としている様子がよくわかります。キラキラした部分を全面に出している女子高とは対照的でした。説明会に参加するまでは、男女仲良く華やかで楽しそうというイメージでしたが、すっかりイメージが変わって、意外と厳しくて、地味なんだと分かりました。中学生の携帯持ち込みも禁止だそうで、カフェテリアもあるけれど、なるべくお弁当持参とのことでした。

入試傾向と長男の受験時のこと

今年の入試傾向の説明のところはおそらく参加している保護者の方が一番聞きたい部分なのでしょう。皆さん携帯でパワポの画面を携帯で撮影していて驚きました。シャッター音もしっかり消していて、準備の良さがうかがえます。字を丁寧に、問題をよく読んで求められている答えを理解して回答する、途中の考え方がわかるように論理的に書く、などどれも当たり前のことですが、基礎的な部分を大事にしているのだなと思いました。大学受験改革を意識して記述を増やすとおっしゃっていました。

ちなみに6年生の前半でまだ第一希望が決まっていなかった長男は、早稲アカの志望校別模試で試しに早実を受験したのですが、なんと合格可能性25%という結果でした。国語の長文読解の問題分が長すぎて全く手が付けられなかったようです。同じくらいのレベルの別の志望校別の学校では80%を出していてテストの合う合わないでこうも結果が違うのだと思いました。早実は意外と傾向が変わりやすいのか、早実対策で有名な塾が長男の受験の年は合格実績がふるわなかったと聞きました。傾向対策ももちろん大切ですが、やはり基礎学力をつけるのが一番大切で、それを4-5年の間に鍛えなければいけないのかもしれませんね。