rurumixのブログ

私立中学3年の息子とサピックス4年生の娘を育てるワーキングマザー。息子の日能研での中学受験から現在通う私立中学の生活、娘のサピックスライフについて思うことを書いています。節約と投資のあれこれも。

私立中学に通って良かったこと(3)保護者の視点

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子どもが保育園に入ってから、小学生の頃は特に、私の心には常に靄がかかった状態でした。それは保護者の会やPTA、子ども会などの存在のためです。保育園の頃はまだ良く、ワーキングマザーが主体なので、活動も限られてましたが、小学生になると、活動は平日メインになります。私の住む地域ではまだまだワーキングマザーは少なく、「仕事だから平日は…」のような言い方は絶対NGでした。また、小さな役をやっておかないと本部役員の抽選対象になるので、小さな役の争奪戦になります。選出の日は朝から緊張マックスでした。PTAだけでなく、地域の役員もあり、地域役員は地域の方との兼ね合いもあって、夜の会合があったりと、PTAよりも大変です。地元の公立中学に進んでも同じような状況は続くと聞きました。小学校と比べて中学の方が生徒数が多いので抽選であたる可能性は低くなるようです。

私立中学でも保護者会のようなものはあると思いますが、自発的に活動している印象があります。活動も小学生の頃より気楽で、たまに会合に行くとお土産までもらえて、学年の違う方から情報ももらえる、と言っている方がいました。何より無償労働の大役を無理矢理抽選で選ぶというありえない事がもう起きないと考えるだけで、私の心に10年ぶりに日が差した思いでした。私も実際PTAのために仕事もセーブしてますし、一度仕事を辞めたことすらあるので、これでやっと私も自由になれるかもしれないと考えると高い学費も苦にならない気がします。

小学校だと家も近いですし、地元のしがらみや元々仲良しの保護者の方もいますから会話には気を使いますが、私立中学だとサバサバした関係になるような気がします。たまに保護者会で会って情報交換して、ささっと帰るという気楽な関係です。仲良くしていただけるお母様もいますが、強制労働がない分、知らないお母様と親しくなる機会は少ないかもしれません。でも中学生ともなればある程度自立してますから、ママ友ネットワークがなくても子どもには影響はありません。ママの世界と子どもの世界は別ですから。

PTAという特殊な環境から解き放たれた開放感は、私にとって私立中学に通わせる一番のメリットな気がします。

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